シンセサイザーの音作り その1「シンセサイザーの分類」

今回からシンセサイザーの音作りについて解説していこうと思います。

Synthesizerとは

まず最初はシンセサイザー(Synthesizer)とはなにかということから始めていこうかなと思います。

synthesizeは英語で合成という意味なので、

主に音を合成して作るのがシンセサイザーということですね。

なのですが、音源のこともシンセサイザーに含むようです。

ということでそれぞれに分けて解説していきます。

・加算式シンセサイザー

音というのは複数の音(サイン波など)の組み合わせによってできています。

よって、複数の音を組み合わせることにより、

倍音を構成し、音を組み上げるように音を作る方式です。

加算式を突き詰めていけば理論上はどんな音でも再現できるのですが、

実際の音の倍音構成はとても複雑な上の時間の経過によっても変化するため

完全な再現はなかなか難しいというところがあります。

そのため、加算式シンセサイザーはやや扱いづらい所があります。

最近のシンセサイザーはオシレーター(音を出す所)が2~4くらいかなと思います。

ちなみにハモンドオルガンやパイプオルガンは加算式の考え方で音が作られています。

・減算式シンセサイザー

現在シンセサイザーといえばこのタイプになります。

次回から解説するタイプはこちらです。

大雑把に言うと、倍音を含んだ音を用意しておいて、

フィルターで加工したり音量をコントロールすることで音を作るタイプです。

大きな石の塊を削って石像を作るイメージですね。

音の作る予想が立てやすく、音作りが簡単という利点がありますが、

元の音以上の音は作ることができないので

加算式と比べて音作りの幅は狭いかもしれません。

・FM変調方式

FM変調という波形を波形で変調させ、倍音を形作る方式のことです。

最近のシンセサイザーはこのFM変調がシンセサイザーの音作りに関わってることが多く、

FM変調と減算式を組み合わせたシンセサイザーになっていることがほんんどかなと思います。

・PCM音源

PCM音源というのは録音した音を再生することで音を鳴らす方式です。

ソフト音源やピアノのキーボードなんかはこれに分類されます。

とくに合成しているというわけではないのでシンセサイザーに含まれるのは

なんだか変ですがそうなっています。

・物理モデル音源

物理モデル音源というのは、楽器の音を再現するアルゴリズムを作り、

その再現した楽器をPC上で鳴らす方式です。

PCM音源と違い、録音されていない音を鳴らすことができるのですが、

設定項目が多く音作りに時間がかかることと、

CPUパワーが必要という欠点があるそうです。

おおまかにはこんな感じに分類されます。

ちなみにPCM音源や物理モデル音源はおそらく全てデジタルだと思いますが、

加算式、減算式、FM変調方式はアナログとデジタルがあります。

アナログは電源から音をとって音をアナログ回路で作り、

デジタルはAD変換からのデジタル処理からのDA変換で音を出しているかなと思います。

バーチャルアナログシンセサイザーというのは、

アナログシンセサイザーをデジタルで再現したものです。

デジタル制御によりパラメータの記憶や操作が行えるという利点があります。

また、デジタルとアナログのハイブリッドのシンセサイザーも存在します。

次回

次回は減算式シンセサイザーの基本的な仕組みから始めようかなと思います。

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