シンセサイザーの音作り その7「VCA」

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シンセサイザーシンセサイザーの音作り

今回は「VCA」について書いていこうと思います。

前回は 「VCF」について解説しました。

VCA

VCAというのはVoltage Controlled Amplifierの略です。

アンプリファーということで音量をコントロールするわけですね。

Attack

アタックを遅めにすると音の立ち上がりが遅くなります。

https://otonoyorimichi.com/wp-content/uploads/2019/01/Nord-Lead-4-VCA-Atack-low.wav

ヴァイオリンっぽくゆっくりと音を大きくする時に使います。

Decay

Decayを短くすると音の減衰が早くなります。

https://otonoyorimichi.com/wp-content/uploads/2019/01/Nord-Lead-4-VCA-Decay-low.wav

アタックを強調したいときにこのような設定にするといいと思います。

Sustain

Sustainを短くすると鍵盤を押しっぱなしにしていても徐々に音が小さくなりやがて消えます。

https://otonoyorimichi.com/wp-content/uploads/2019/01/Nord-Lead-4-VCA-Sustain-low.wav

ピアノのように抑えっぱなしにしていても音が消えていくような表現をしたいときや

シンセで打楽器のような音を作りたい時にSustainを短くします。

Release

Releaseを長くすると鍵盤を離しても音が出っぱなしになります。

https://otonoyorimichi.com/wp-content/uploads/2019/01/Nord-Lead-4-VCA-Release-long.wav

ペダルを踏んだピアノを再現するときなどに使うといいでしょう。

ざっくりとですが、三角波でピアノっぽいエンベロープを作ってみました。

https://otonoyorimichi.com/wp-content/uploads/2019/01/Nord-Lead-4-VCA-pi.wav

ちょっとSustainを短くしすぎたような気がしますが、

VCAはこんなふうに使います。

ちなみにVCA式コンプというのはこの仕組をコンプレッサーとして使ったものです。

次回

次回は「LFO」について書いていこうと思います。


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