コンプレッサー その2「真空管・FET式コンプレッサー」

音とエフェクト
音とエフェクト

今回は「真空管式・FET式コンプレッサー」について書いていこうと思います。


そのへんにあった真空管

前回の「コンプレッサーの主なパラメータ」はこちら↓

真空管・FET

真空管は真空の管の中に電極を入れたもので、

FETはシリコンやゲルマニウムなどの半導体を組み合わせた素子tですね。

真空管とFET(トランジスタ)は見た目は全く違いますが、

電子回路としてはほぼ同じ役割を担っています。

ただ、真空管、トランジスタには種類があり、

ちょっと動作が違うんですね。

その中でもコンプレッサーに使われているのは

「電流を流すことで抵抗が増える」という性質をもった

真空管及びトランジスタです。

真空管式、FET式コンプレッサーの原理

真空管には3極管という種類の物があり、コンプレッサーに使うのはそのタイプです。

同様にFETにも3極あり、ベース、エミッタ、コレクタという名前がついています。

簡単な図にすると、

なんか適当で申し訳ないですがこんな感じです。

ようするに、入力レベルが上がるとFET/真空管にかかる電圧が上がり、

FET/真空管の抵抗も増え、音量が下がるわけですね。

FETと真空管は動作は同じですが、若干その特性が異なっていて、

それが音の違いにつながっています。それでは、それぞれ見ていきましょう。

真空管式コンプレッサー

真空管式コンプレッサーはややソフトニーで暖かな音だと言われています。

音を持ち上げて浮かせるようなイメージですね。

真空管式コンプレッサーにはそれぞれの音の色がつくタイプが多いので

適材適所で使っていきましょう。

自分はボーカルなどの主役パート向けなんじゃないかなと思っています。

が、それ以外でもマスターにかけたりとできそうですね。

Fairchild 670または660が有名ですが、Variable Muなどもあります。

真空管式コンプレッサープラグインの記事はこちら↓

こちら↓は真空管コンプレッサーを含む記事です。

ちなみに電子回路部品としての真空管は熱が出る上に耐用年数が短めで大きさもあるので

サイズが小さく劣化しにくいトランジスタが普及するとほぼ使われなくなりました。

現在では真空管は1部の例外を除いて音楽関連でしか使われていないと思います。

FET式コンプレッサー

一方でFETコンプレッサーはハードニーで音を固めるような働きをします。

個人的にはスネアやバスドラムなどの打楽器系に向いているのではないかと

思いますが、ボーカルやギターにかけるという人もいるそうですね。

いろいろやったんですが、スネアにはこれ以外いまいちに感じました。

有名なのはUrei 1176でしょうね。

FET式のコンプレッサープラグインの記事はこちら↓

FETコンプレッサープラグインは他と比べると種類が少ないような気がしますね。

FETコンプレッサープラグインの比較記事を作りました↓

まとめ

真空管とFETは似た動作をしていても音はだいぶ違うので

その場その場で適切に選択し使っていきましょう。

次回は「光学式、VCA式コンプレッサー」の予定です。

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音の寄り道

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