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Eventide – PHYSION Mk IIになりました

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今回はEventideの「PHYSION Mk II」について書いていこうと思います。

PHYSION Mk II

PHYSIONがMk IIにアップデートされました。

↑PHYSIONの記事はこちら

見た目としてはつまみの形状が変わりスマートな印象を受けるようになりましたね。

それでは機能を見ていきましょう。今回のバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

↑ステレオ化しています

パラメーター

まず初代はTRANSIENTが青色で、TONALが緑色となっていたのですが、

これが逆でMk IIはTRANSIENTが緑色で、TONALが青色となっています。

それぞれに割り振れるエフェクト一覧は次のようになっています。

↑TRANSIENTのエフェクト一覧
↑TONALのエフェクト一覧

初代と比較するとReverse Delayが増えていますね。あとは大きな変化はないかなと思います。

さて肝心のTrangentとTonalを分けるパートですが、対応する楽器の一覧はこのようになっています。

ちなみに初代↓

新たにFull Mixが追加されていますね。

SmoothingはTransientとTonalの検出を移行する速さを決めているようです。

パラメーターを上げると検出が次に移行するのが速くなります。

↑Smoothingを上げた事により特にTransientの検出移行が早くなっている

Transient DecayはTransientの検出のリリースタイムを設定するパラメーターで、

増やすとTonal検出の後ろの部分が伸び、Tonalにアタック音が含まれにくくなります。

↑Transient Decay 100
↑Transient Decay 0

さて、初代で同じようにやってみます。

↑デフォルト
↑Smoothing 100
↑Trans Decay 100
↑Trans Decay 0

比べるとなんとなく初代の方が音が硬くてやや滑らかでない印象がありますね。

プリセット

↑それぞれにかなり多くのプリセットが入っている

さて、ここからはプリセットを試してみようかなと思います。

↑Snare Enhance

初代で似た設定にしてみました。

↑Snare Enhance(初代)

若干ですがMk IIの方が柔らかい音をしていますね。

次です。

↑Splice Spice

こちらも初代で似たようなパラメーターにしてみます。

Mk IIの方がディレイ音が聴き取りやすいように思えます。

次は自分でパラメーターを振ってみます。

フェイザーとコーラスというやや変わり種のエフェクトを使ってみました。

やはりMk IIの方が柔らかく、初代は硬めな音ですね。

ギター

ギターでも試してみようと思います。まずバイパス↓

適当に試してみます。

↑Ghost Guitar(やや音量注意)

初代でも試してみます。

↑Ghost Guitar(音量注意)

これはかなり差が出ましたね。初代はかなり荒々しいです。

次です。

↑Guitar Shimmer

Mk IIの方が音に広がりがあるような気がします。

ベース

最後に1つだけベースで試してみます。

プリセットから↓

↑Bass Thumper

同様に初代で試してみます。

案外こちらはMk IIの方がキレのある音をしているような気がします。

まとめ

パラメーターに大きな変化はありませんが内部の改良が進んでいるのか聴いていていて不自然さが減っているように思いました。

今回予想外だったのですが、設定を試しているとつまみの形式が変わったことで設定がしやすくなっていることに気がつきました。

こういう改善は細かい事ですがありがたいですね。

初代の荒々しさが欲しい場合はそちらを使えばいいのでケースバイケースで使い分けるのもいいかもしれませんね。

ショップサイトはこちら↓

初代の記事はこちら↓

前回のEventideの記事はこちら↓

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よかったら見ていってください。

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