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Yum Audio – Extractorについて

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Yum Audio「Extractor」について書いていこうと思います。

Yum Audio

レモンのUIが面白いプラグインですね。

これどういうプラグインなのかちょっと分かりにくかったのですが

どうやら音のアタックの強い要素を検知してその部分以外を抜き出すというもののようです。

まあゲートのようなものですね。

とりあえずみていきましょう。今回のバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

↑デフォルトだと特に変化はないはず

まずAMOUNTで音を絞る量を設定します。

↑AMOUNT 50%
↑AMOUNT 100%

中央のレモンが潰れてまさに搾られるようになっているわけですね。

DETECTはエフェクトのかかるタイミングを設定します。

TYPEはAだとドラム向きの検出で、Bにすると低域に重きを置いた検出に変わるそうです。

↑TYPE B

TRANSIENTだと音量の大きくなったところで音量を絞るわけですが、

BEATSにするとDAWで設定したBPMのタイミングで音量を絞ります。

↑BEATS

中央下のDETAIL SHAPEは検出の閾値を決めるっぽいですね。

おそらくAMOUNTがRATIOでDETAILがTHLESHOLDのような概念かなと思います。

↑DETAIL -100%
↑DETAIL 100%

その上にあるSINGLE BANDとMULTI BANDですが、SINGLEだと全体で大きな音量レベルに反応するわけですが、

MULTIだと各帯域別で反応と検出を行うようになります。

↑MULTI BAND

この時DETAIL SHAPEの項目がDETAIL FREQ BIASに変わります。

これは各帯域をどれだけ独立させるかというパラメーターのようです。

↑FREQ BIAS -100%
↑FREQ BIAS 100%

左に行くほど独立性が失われるのかミュートがキツくなりますね。

パラメーターはこんなところでしょうか。

プリセット

それではプリセットを試していきます。

↑Hat Click 01
↑Hat Click 02
↑Beat at 50 01
↑Percussion Snap 01
↑Techy Click 01
↑Tweek Shape for Sustain

最後に適当にパラメーターを振ってみます。

ハイハットをメインに検出しようと思いましたがスネアも少し入っていますね。

バスドラム

次にキックで試してみます。バイパスはこちら↓

プリセットを試していきます。

↑Techy Clicks 01
↑Percussion Snap 02
↑Subtle Sustain Thinner 02

最後に適当にパラメーターを振ってみます。

ちょっとサステインの短いソースとは相性が噛み合わず違いが分かりにくいかもですね。

ベース

最後にベースでも試してみます。バイパス↓

例によってプリセットから。

↑Less Sustain on the Bass 01
↑Less Sustain on the Bass 02
↑Less Sustain on the Bass 03

最後に適当にパラメーターを振ってみます。

サステインをそれなりに切ることができます。

まとめ

ちょっと扱いが難しいかもしれませんがドラムからなかなかの精度でハイハット等のアタックの強い成分を抜き出すことができますね。

ただどちらかというとサンプル等のソースに使うのがメインかなと思います。

単体楽器だとちょっと音の切れ目にブツブツとした音が入ってしまいますがこれはしょうがないのかな・・・

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前回のYum Audioの記事はこちら↓

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