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Solid State Logic – SSL X-Gateについて

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今回はSolid State Logicの「SSL X-Gate」について書いていこうと思います。

SSL X-Gate

前回に続きSSLのゲートです。

↑前回のSSL X-Limit

X-Limitと同様にかっちりとしたUIをしていますね。

それでは早速みていきましょう。今回のバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

まず全体をしての機能を決めるMODEという項目があり、ここでEXP(エキスパンダー)とDUCK(ダッキング)を決めることができます。

↑EXP
↑DUCK

オープンとクローズのTHRESHOLDは別々に決めることができますが、CLOSEをOPENより上にすることはできません。

↑CLOSE -36.0 dB

これはTHRESHOLD付近のレベルで音量が上下している場合にゲートの開閉が必要以上に起こらないようにしたい時、役に立ちます。

MAX GRでリダクションの最大量を設定します。

↑MAX GR 22.0 dB

LOOKAHEADは下の図から選択することができます。

↑LOOKAHEAD MED (5ms)
↑LOOKAHEAD MAX (15ms)

左下にはINPUTとSC(サイドチェインフィルター)があります。

SCではリダクション検出の対象とする帯域を絞ることができます。

↑LF CUT 0.34 kHz
↑HF CUT 0.24 kHz

この二つはバイパスすることもできます。

SC M/Sというつまみもあり、これでMid/Sideを調整するのだと思いますが今回はモノラルソースなので作用していませんね。

ATTACKはゲートを開く速さの設定です。

↑ATTACK 300 ms

HOLDはゲートが開いてからTHRESHOLDを下回ったあとゲートを開き続ける時間です。

これを低くするとレベルがTHRESHOLDを下回った場合すぐゲートが閉じ始めます。

↑HOLD 2 ms
↑HOLD 2k ms

HOLDを長くとるとTHRESHOLDを超えたあといつまでもゲートが開いているのであまりリダクションが起きなくなりますね。

RELEASEはゲートが閉じる早さの設定です。

↑RELEASE 2 ms
↑RELEASE 4k ms

KNEEのパラメーターはEXPモードでしか作用しないみたいです。

リダクションのエンベロープ(勾配)を変えるパラメーターですね。

↑EXP KNEE 12.00 dB
↑EXP KNEE 24.00 dB

右下にはGATE M/SがありますがSC M/Sと同様モノラルソースなので動作していません。

あとはMIXとOUTPUTという基本的なパラメーターがありますね。

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑E-Guitar Input
↑Classic Channel Gate
↑Gentle Mastering Expander
↑Partygate
↑Sitting Ducks
↑Vox (Smooth)
↑Vox (Tight)

自分で適当にパラメーターを振ってみます。

↑GATE
↑EXP

スネア

次にスネアで試してみます。バイパス↓

デフォルトだとこんな感じ

プリセットを試していきます。

↑Snare (Long)
↑Snare (Short)

適当に自分でパラメーターを振ってみます。

サステインを切ることができましたね。

キック

バスドラムでも試してみましょう。バイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットを試してみます。

↑Kick (Long)
↑Kick (Short)

自分でパラメーターを振ってみます。

こちらもサステインを切ることができていますね。

ベース

最後にベースでも試してみます。バイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットを試してみます。

↑Bass (Gentle)
↑Bass (Tight)

適当にパラメーターを振ってみます。

こちらもサステインを切ってみたかったのですがあまりうまくいきませんでした。

まとめ

こちらもX-Limit同様堅実な働きをするゲートプラグインだと思います。

やはり相性がいいのはスネアやキックなどの打楽器系でしょうか。

あとはEXPモードの時にRATIOが操作できるとよかったですね。

ショップサイトはこちら↓

前回のSolid State Logicの記事はこちら↓

↑前回のSSL X-Limit

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