PR

Brainworx – bx_console AMEK 9099について

plugin
plugin
記事内に広告が含まれています。

今回はBrainworxの「bx_console AMEK 9099」について書いていこうと思います。

bx_console AMEK 9099

NeveのAmek 9098iが元ネタのチャンネルストリッププラグインのようです。

見た目はなんとなくSSLっぽさがありますね。

というわけで今回のバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

EQ部

EQは中央右に4バンド、なぜか左上にHPFとLPFがあります。

HPFとLPFはINPUTとPOSTのどちらに配置するかを選べる他、コンプレッサーのSC(サイドチェインとしても使えるようです。)

HPFは✖️3、LPFは/3を周波数に適用することもできますね。

↑LPF 4.5kHz
↑HPF 300Hz

HFはデフォルトではShelf型ですがPeak型を選択することができます。

SheenはQ幅の選択ですね。オンの方が広くなるようです。

↑HF +10.0dB
↑HF +10.0dB Sheen off
↑HF -10.0dB

HMFとLMFは周波数シフトボタン(HMFは✖️2、LMFは/2)を選べる他、Q幅つまみがありますね。

Notchボタンもあり、フィルターの種類が変わります。(カットに特化したカーブ)

↑HMF +10.0dB
↑HMF -10.0dB
↑HMF -6.0dB Notch
↑LMF +10.0dB
↑LMF -10.0dB
↑LMF -6.0dB Notch

LFもHFと同様ですね。GlowがQ幅に関わるパラメーターのようです。

↑LF +10.0dB
↑LF +10.0dB Glow off
↑LF -10.0dB cut

また、EQ部もコンプ及びゲートのPREにするかPOSTにするか、サイドチェインとして使うかを選択できます。

AUTO LISTENボタンはオンにするとその時つまみを動かしているバンドのみをモニターするモードとなります。

ゲート部

左下のゲート部に移ります。

Rangeでリダクション量を設定してThresholdで閾値を決めるのはよくあるゲートと同じだと思います。

右上のEXPボタンでゲートかエキスパンダーかを選択できるのですが、デフォルトだとエキスパンダーになっていますね。

とりあえずエキスパンダーモードでリダクションが動作するあたりに設定してみました。

↑EXP

ゲートにしてみます。

↑GATE

RatioつまみがHoldに変わっていますね。

INVボタンをオンにするとGATE部分の動作が逆になります。

Linearボタンはリリースのカーブが変わるそうです。

マニュアルによるとリリース開始時の動作が速くなるそうです。イメージとしてはリリースがハードニーになる感じかな?

↑Linear

下にあるHPFとLPFは共にゲートのサイドチェインフィルターとして動作します。

High Qボタンでより鋭いフィルターとなるそうです。

↑LPF 4.00kHz
↑LPF 4.00kHz High Q
↑HPF 800Hz
↑HPF 800Hz High Q

コンプ部

とりあえずコンプが効いたセッティングにしてみます。

↑COMP Threshold -5.0 dB
↑COMP Threshold -8.0 dB(やや強め)

ReleaseをAutoにすることもできますね。

↑COMP Threshold -5.0 dB Release Auto

デフォルトではH.KNEEがオンになっていますがこれをオフにするとソフトニーとなるようです。

↑COMP Threshold -5.0 dB H.KNEE off

AMBINCと書かれたボタンがありますが、これはやや特殊なモードで

出力される音が入力信号とリダクションされた信号の差となるようです。

↑COMP Threshold -5.0 dB AMBNC

なのでリダクションが起きないレベルの信号の場合出てくる音は無音となります。

コンプのパラメーターはこんなところでしょうか。

リミッター部

こちらもまずはリミッターがかかる設定にしてみます。

↑LIMIT Threshold +10.0dB
↑LIMIT Threshold +0.0dB Makeup +6.0dB

Releaseを変えてみます。

↑LIMIT Threshold +0.0dB Makeup +6.0dB Release 0.50s
↑LIMIT Threshold +0.0dB Makeup +6.0dB Release 5.0s

Fast Attackで早いアタックも選択できるようです。

↑LIMIT Threshold +0.0dB Makeup +6.0dB Fast Attack on

CLIPでクリッパーモードにもなります。

↑LIMIT Threshold +0.0dB Makeup +6.0dB CLIP

SC LINKボタンは左右のチャンネルに同じリダクションを行うようにする作用があります。(デフォルトは左右で別々のリダクションを行なっている)

↑LIMIT Threshold +0.0dB Makeup +6.0dB SC LINK

EXT KEYは外部入力信号のレベルでリダクションを起こすボタンですね。

その他

右の2列にはその他のパラメーターがあります。

THDはサチュレーションの強度を設定するパラメーターです。

↑THD -30.0dB
↑THD Out dB

V Gainは実機のノイズをシュミレートするパラメーターのようです。

↑V Gain -70.0dB
↑V Gain -∞ dB

その下にあるTMTはチャンネルの違いによる音の違いをシュミレートするBrainworksお馴染みのパラメーターですね。

↑TMT 07 08
↑TMT 34 35
↑TMT 71 72

下にあるMono Makerは下の帯域をモノラルにするパラメーターですね。

↑Mono Maker 200 Hz
↑Mono Maker 2.00 kHz

Stereo Widthは左右の広がりをコントロールするパラメーターですね。

↑Stereo Width 0 %
↑Stereo Width 400 %

右にあるStereo ModeはAnalogだとTMTが左右で1つ違いのチャンネル(デフォルトだと01と02)になり、

Degitalだと同じチャンネル(デフォルトだと01と01)となるようです。

Random ChannelのONEはこのプラグインのTMTをランダムに変えるボタンで

ALLは他にインサートしているTMT機能を持つプラグインもランダムに変えるボタンです。

その他インプットレベルのIn Gain、位相反転ボタンやミュートボタン、アウトプットレベルのフェーダーなどがありますね。

プリセット

ここからはプリセットを使って音を確かめてみましょう。

↑04 ER_Drum Bus Funk
↑05 ER_Drum OH
↑28 ME_Room Mid Glue
↑34 MW_DR Group Bus (Peak +14)
↑41 MW_MIX Bus Subtle Perfector

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ややハイ上がりではありますが元気な音になりましたね。

アコースティックギター

アコギでも試してみます。まずバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

↑デフォルト

プリセットを試していきます。

↑01 ER_808 Parallell
↑06 ER_GIT Tone Loud
↑19 ER_VOX Missy

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

暖かい感じになったかなと思います。

スネア

スネアでも試してみます。バイパスはこちら↓

デフォルトだとこんな感じ↓

↑デフォルト
↑14 ER_Snare Top
↑15 ER_Snare
↑30 ME_Snare Punch and Clarity
↑51 TG_Shape Raw Snare

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

割といい感じに音が立ったかなと思います。

ベース

最後にベースでも試してみます。まずバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

↑デフォルト

プリセットを試していきます。

↑21 ME_Bass DI Confidence and Power
↑22 ME_Bass Dist Weight and Presence

↑47 TG_Acstc Bass Push

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

なかなかゴリゴリとした音になりましたね。

まとめ

やや中域の密度が増え元気な音になるような気がします。

癖の強いタイプではなく比較的素直な音をしているので使いやすいプラグインなんじゃないかなと思います。

今回試した中ではベースとスネアが割といい感じだったのではないでしょうか。

ショップサイトはこちら↓

前回のBrainworxの記事はこちら↓

今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。

もしよろしければこの記事に値段を付けてください

コメント

タイトルとURLをコピーしました